CFPⓇ資格について

昨年の話しになりますが、日本FP協会主催の「CFPⓇチャレンジガイダンス」というZOOMセミナーを受講しました。CFPⓇ資格がなぜ必要なのか、どのように勉強したら良いのかなどのアドバイスが中心のセミナーでした。登壇者はお二人で、前半はマスコミによく登場する大竹のり子さん、後半は日本FP協会の事務局の女性の方で、CFPⓇ資格試験に実際に挑戦して合格した方の講演でした。

 私は昨年2022年1月に「2級ファイナンシャル・プランニング技能検定(資産設計提案業務)ー国家検定」を受験して無事合格し、その後2022年4月に日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)のAFP資格認定を取りました。ですので、現在は2級FP技能士(国家資格)とAFPと名乗れるファイナンシャルプランナーです。参考までに私がAFP試験対策に選んだのは通信教育で、ユーキャンフォーサイトで迷いましたが、最終的にはフォーサイトにしました。

 今回受けたセミナーは、上述のAFPの上位資格であるCFPⓇを取りましょうというものです。同時に2級FP技能士(国家資格)の上位資格である1級FP技能士(国家資格)は、CFPⓇの資格審査試験全6科目に合格して、CFPⓇエントリー研修を受けて、プラス実務経験(3年以上相当)の申請をして、CFPⓇ認定者になったうえで、学科試験が免除されて1級FP技能検定の実技試験に合格することで取得ができます。

 以前にも何回かブログには書いたのですが、AFPとCFP、2級FP技能士と1級FP技能士とも資格による業務の制限はなく、いずれもファイナンシャルプランナーとして名乗れます。ファイナンシャルプランナーには独占業務はないので同じことができますし、さらに言えばファイナンシャルプランナーと名乗らなくても同じ仕事をすることが可能です。そこが私がなかなかCFPⓇ資格試験に向き合えない理由です。

 今回の大竹さんのセミナーを聴いて、やはりCFPⓇ資格に挑戦してみようかという気持ちになりました。それはこのスライドに納得したからです。

 

 確かに、実務をいろいろと勉強していると、CFPⓇのレベル位の知識は持っていないと思いましたし、執筆や講演で声がかかる人はCFPⓇ資格取得者だし、やっぱりAFPではないステータスを感じます。ただCFPⓇ資格を取ったからビジネスが上手くいく保証はなく、あくまでも「個々のスキル×ビジネス形態(アイデア、人脈)」~これも大竹さんからの受け入りですが~と人間性が大切です。

 8月前半までは、相続・事業承継分野のCFPⓇ資格試験問題集をコツコツとやっていたのですが、今は日々が忙しくて停滞気味でした。今回を機にあらためてチャレンジを再開したいと思います。ただ、気が付くと昨日が11月試験の受験申込開始日でした。あと2カ月チョットは厳しいかなあ。来年の6月受験にするか悩みます。ただ、今コツコツと自分のためにFP相談用の資料を作っているのですが、意外とこの作業が試験勉強になっていたりするので、これをやりながらじっくりとCFPⓇ資格試験に向き合いたいと思います。

この記事を書いた人

山田ヒロ
山田ヒロファイナンシャルプランナー・終活アドバイザー
専門分野

ライフプラン、リタイアメントプランニング、金融資産運用、税金、相続、終活全般

主な資格

AFP、2級FP技能士、終活アドバイザー、認定ファシリティマネジャー(CFMJ)

略歴

大学卒業後、総合オフィス家具メーカーに入社後、法人営業、海外(ドイツ)駐在、国際業務、ECサイト運営、営業管理/企画、経営企画などを経験。現在は再雇用社員として勤務の傍ら、FP・終活アドバイザーとして活動中。