終活アドバイザー研修会に参加した

 先日、終活アドバイザー協会を運営するNPO法人ら・し・さ開催による、「終活の基本と『ら・し・さノート®』の活用法」セミナーを受講しました。ら・し・さの理事3名と、おそらく最近終活アドバイザー資格を取得したと思われる新人さん12名の参加で、ZOOMオンラインで開催されました。

 冒頭は、理事の方から約50分でNPO法人ら・し・さが考える終活についてのプレゼンテーションがありました。これは将来私たちが、個別にセミナーなどを行うときに使う基本的な資料として使えます。

 終活とは、「終」:自分自身のラストをプロデュースすること、で具体的には「医療介護」「相続」「資産」「生前整理」「葬式・お墓」の分野を考えること、「活」:自分らしさを活かし、後悔のない人生を送ること、で具体的には「健康」「資産」「仕事」「住まい」「生きがい」の分野を考えること、この2点だと強調します。まさしく以前までの終活は、「終」の部分ばかりがフォーカスされ、どちらかと人生最後の準備が終活というイメージでした。ただ「活」という定義があることによって、高齢の方ばかりだけではなく、50代、40代、理事曰く20代の就活をする若者たちにも当てはまる、人間それぞれの生き方にかかわってくる課題となります。

 今日のセミナーを受講して、まさしく私が考えているウェルビーイング リタイアメントも「活」の部分に入ると、あらためて正しい方向に向いていると自信を深めることができました。

 今後終活を広めていくために、例えば自治体へのアプローチの仕方など、具体的なアドバイスを頂くこともできました。本日参加の12名の方とともに、終活アドバイザーとしての1日も早い活躍を目指していきたいと思います。

この記事を書いた人

山田ヒロ
山田ヒロファイナンシャルプランナー・終活アドバイザー
専門分野

ライフプラン、リタイアメントプランニング、金融資産運用、税金、相続、終活全般

主な資格

AFP、2級FP技能士、終活アドバイザー、認定ファシリティマネジャー(CFMJ)

略歴

大学卒業後、総合オフィス家具メーカーに入社後、法人営業、海外(ドイツ)駐在、国際業務、ECサイト運営、営業管理/企画、経営企画などを経験。現在は再雇用社員として勤務の傍ら、FP・終活アドバイザーとして活動中。