ふるさと納税

皆さんは「 #ふるさと納税 」はしていますか。未体験の方に簡単に説明しますと、ふるさと納税は「寄付金控除」といって、支払った個人の税金(所得税や住民税)が還付される制度です。ただその代わりに選んだ自治体に寄付という形でお金を払います。「ふるさと納税」の特徴は、寄付した金額に応じて、返礼品としてモノが貰えることです。最初に申し上げた「税金が還付・・・」と言うと、なんか得した感じがしますが、実際には還付される金額+2,000円(ふるさと納税の参加料みたいなもの?)を、寄付金として自治体に払いますので、結果としては2,000円の持ち出しで、返礼品が手に入るということになります。さらに、「税金が還付」される金額はご家庭の収入によって上限があり、つまり寄付金の上限額があります(それ以上寄附をしても構いませんが還付はありません)。

ふるさと納税は、2,000円の負担で返礼品が貰えるということで、地方の名産品や肉、野菜や海産物などの生鮮食品などが有名ですが、やはりこれらは贅沢品(絶対に買わなくても良いもの)だと思いますので、私は日用品を返礼品として選ぶことをオススメしたいと思います。

例えば、静岡県富士宮市では「エリエール トイレットティシュー64ロール」を寄付金16,000円で貰えます。また、栃木県佐野市では「エルモアティッシュペーパー60箱」が12,000円の寄付金で貰えます。トイレットペーパーやティッシュペーパーは、どのご家庭でも必ず購入されますから、2,000円の負担でこれらが手に入るのであればお得ではないでしょうか(ただ大量に一度で送られて来るので保管場所の問題はあります笑)。*2023年12月現在の情報です。

上の例で28,000円のふるさと納税ができる収入の上限目安は、夫婦(配偶者控除あり)+ 子2人で、年収が約500万円あたりかと思います(住宅ローン控除や医療費控除などを使う場合は、ふるさと納税上限額が減るので注意しましょう)。今年はぜひ「ふるさと納税」に挑戦してみてください。

この記事を書いた人

山田ヒロ
山田ヒロファイナンシャルプランナー・終活アドバイザー
専門分野

ライフプラン、リタイアメントプランニング、金融資産運用、税金、相続、終活全般

主な資格

AFP、2級FP技能士、終活アドバイザー、認定ファシリティマネジャー(CFMJ)

略歴

大学卒業後、総合オフィス家具メーカーに入社後、法人営業、海外(ドイツ)駐在、国際業務、ECサイト運営、営業管理/企画、経営企画などを経験。現在は再雇用社員として勤務の傍ら、FP・終活アドバイザーとして活動中。