FPパートナーズヒロが提案する、ウェルビーイング リタイアメントという言葉は聞き覚えがないかもしれません。ウェルビーイング(Well-being)とは、もともとは世界保健機関(WHO)が1946年に設立された時に考案された憲章で、「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、全てが満たされている状態(Well-being)にあることをいいます ー日本WHO協会訳」です。現在、ウェルビーイングを構成する要素として有名なものに「PERMA(日本ポジティブ心理学協会)」(ポジティブ感情、エンゲージメント、関係性、意味・意義、達成の5要素)や、米国世論調査会社のギャラップ社が提唱する5つの要素(キャリアウェルビーイング、ソーシャルウェルビーイング、ファイナンシャルウェルビーイング、フィジカルウェルビーイング、コミュニティウェルビーイング)が有名です。

 一方、リタイアメント(Retirement)とは、直訳すると,、引退、隠居、定年退職後の期間( ーweblio検索結果)という意味です。

 「ウェルビーイング リタイアメント」とは、FCパートナーズヒロが作った造語で以下のような考え方を指します。「リタイアメント世代」が下の要素が満たしている状態と考えます。

 *リタイアメント世代:一般的に定年退職をした、または仕事の一線から退いた、など仕事が人生のメインでなくなった状況をいいます。

ー ウェルビーイング リタイアメント のあるべき姿 ー

 キャリアのウェルビーイング

 ・仕事や活動が人生の一番ではないが、社会といつまでも継がっていられる仕事や活動を行っている。

 人間関係のウェルビーイング 

 ・周囲の方との調和を重んじ、信頼と愛情で繋がっている人間関係を持っている。特に人生の最期には家族や親族との深い絆が保たれている。 

 経済的なウェルビーイング

 ・安心して満足するような生活ができるように、資産をきちんと管理運用している。

 身体的なウェルビーイング 

 ・予防医学に基づき生活をしている。持病がない、精神的なストレスがない。

 地域社会でのウェルビーイング

 ・地域のコミュニティと深くかかわり、繋がりがあると感じている。

 上の「あるべき姿」と現状とのギャップを埋めることが、ウェルビーイング リタイアメント実現のために重要です。FPパートナーズヒロでは、ウェルビーイング リタイアメント 全般についてご相談をお受けいたしますが、とくに「経済的なウェルビーイング」について、現状の分析から課題、そして解決策を一緒に考え、実行支援を行います。

 以下は、FPパートナーズヒロが考える、現役世代とリタイアメント世代のあるべき姿の具体例を現しています。

現役世代とリタイアメント世代の「ウエルビーイング」の要素ウエイト