オルカン人気

新NISAが始まり、オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー):運用会社三菱UFJアセットマネジメント)が大人気です。マスコミでも取り上げ投資を始めてする方も、「オルカンなら大丈夫だろう」と深い知識も持たず投資をしている方もいるような気がします。ご存じない方に説明をすると、オルカンはオールカントリーですから、先進国株式(もちろん日本も含む)と新興国株式(≒発展途上国)の全てを投資先とする投資信託(ファンド)です。

「新興国株式」というと、過去結構損失を被っているので、私はあまり良い思い出がありません。

オルカンは、カントリーリスク(国や地域)の分散効果は確かにあります。しかし新興国は政権交代や先進国からの干渉など、いつ何が起こるかわからない事もあり(もちろん先進国にもありますが)、投資運用効率が下がる場合もあります。

オルカンに近いeMAXIS Slim投資信託シリーズには、以下のようなものもありますので、皆さんの投資戦略に応じて検討してみてください。いずれも新NISAのつみたて投資枠商品です。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

 → アメリカの有名な株式指数S&P500(500銘柄)を投資先にした投資信託


eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)

 → 日本の東証プライム上場全企業を投資先にした投資信託


eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)

 → 日本の代表的な225の企業を投資先にした投資信託


eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 

 → 中国、インド、台湾、韓国、ブラジルなど24ヵ国・地域を投資先にした投資信託

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 

 → アメリカ、イギリス、フランス、カナダ、スイス、ドイツなど22ヵ国・地域(除く日本)を投資先にした投資信託


eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型) 

 → 日本、先進国、新興国の3地域を等分(基本)に投資先にした投資信託


eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) 

 → 日本への投資を除いたオルカン

            
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) 

 → 株式だけでなく、下記表のように資産を8等分にした投資信託